理性と感性の交差点

UbuntuとMacで音楽制作したときのメモ

Ubuntu Studioを19.10へ更新(その3~WINE~)

Linux上でWindowsアプリを動かすWINE。必需品とも言えますね。 ただしWINEのバージョンによってアプリの挙動が変わったり インストールもちょっとややこしい。例によって自分のためのメモ。

WINE5のインストール

主に上記を参考にして以下を実行。

sudo dpkg --add-architecture i386 
wget -nc https://dl.winehq.org/wine-builds/winehq.key
sudo apt-key add winehq.key
sudo apt-add-repository 'deb https://dl.winehq.org/wine-builds/ubuntu/ eoan main' 
sudo apt update 
sudo apt install winehq-stable
sudo apt install winetricks
winetricks
winecfg
wine notepad

気になったけどやってない

Wine 5 のインストール(Ubuntu 上) に書かれているFAudioのことが気になるが Index of /repositories/Emulators:/Wine:/Debian/xUbuntu_19.10/ を見にいくとlibfaudioはないので、おそらく不要と判断。

動かしたアプリ

Domino

動いた。MIDIの編集にはubuntuネイティブのRoseGardenを使ってますが バンドメンバーとのMIDIファイルのやりとりにRoseGardenだけだと不安も あり、Dominoがあると安心。私の場合WINEは主にこれが目的。

LINE

動かない。WINE3とubuntu16.04のときは画面に少し汚れもあったが スマホだけでなくPCで使えて便利だった(ログインのたびに通知が 届くこともないし)。

でもWIN5とubuntu19.10では動かなくなった。LINEアプリのバージョンも 変わったのかも。ログインのたびの通知がウザいがChrome版を使うことに する。

foobar2000

動くけど不安定。コンポーネントを読み込むためのファイルダイアログが 固まったかのように遅くなる。音楽再生とライブラリはClementineを使う ことにしてfoobar2000から卒業。

Audacity

動いた。最初ubuntuネイティブ版が動かなかったのでWINEでWindows版を 使った。今はネイティブ版が動いたのでWINE版は必要なし。ちゃんと再生 できるけどなぜかスペースキーによる再生/停止ができなかった。メモ帳 にはスペースはちゃんと入るのに、謎。